東京の大田区と吉祥寺にある癒しのカウンセリングルーム 催眠療法やNLPなどをもちいた新しい心理カウンセリングです
心理カウンセリングは東京の大田区と吉祥寺のエムアンドアイカウンセリングルーム 催眠療法やNLPを用いた心理カウンセリングでメンタルヘルスを整えます
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◆メンタルエステを受けられたお客様のこころの成長カルテ体験記録
メンタルエステを受けられたお客様の体験記録です。
「この体験記録を公表することで、悩んでいる方や、自分探しをしている方のお役に立てるなら、とてもうれしいです!」とご快諾いただきました。
冒頭の文章は、『心の成長カルテ』からは外れたものですが、今回HPへの掲載にあたり、まずは彼女の、「カウンセリングを受けるに至るまでの経緯」と「彼女の心の過程」をお伝えすることが、皆様のお役に立つのではないかと、彼女自身が考えて書いてくださったものです。以下、初回から6回までのカウンセリングの記録を、日にちごとに載せております。長文になります。 
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こころの成長カルテ Nさん記録分
M&Iカウンセリングルームの門を叩くまで −オーストラリアでのセラピーを経て−
私は昔、オーストラリアにいたことがありました。今から書くお話は、私がオーストラリアにいた頃に受けたセラピーのお話です。

当時、なぜ私がセラピーを受けようと思ったのか。それは、恋愛に関することでした。いつも必ず同じような相手を選んでしまい、傷つくような別れ方を繰り返してしまうことが原因でした。 「同じような相手」とはどのような人かというと、強引で自己中心的な人です。

それは言い換えれば、私の父親のような人。( あまり身内の悪口は言いたくありませんが(笑))そして、私はそんな父のような相手に対して、私の母のような振る舞いをしてしまうのです。どういう意味かと言うと、私の両親の夫婦関係そのものが、私の恋愛関係そのものになる。強引で自分勝手な父に、しがみつきで愛を受け取りたい母。そんな夫婦関係そのものが、私の恋愛関係そのものになってしまっていたのです。

どんなに自分勝手な父でも、私の父は世界に彼一人だけ。私は父にもっと愛されたかった。母にも愛されたかった。
そんな愛情飢餓状態の中で育ったので、当然付き合う男性にも「もっと私を愛して!」と、愛を求めてしまう。
今までの恋愛では、私はずっと相手に依存してばかりいました。

また、いつも強引で自己中心的な相手に一方的に別れを告げられ、「傷つけられた!」と思っていました。でも実はそれは、自分自身が無意識のうちに自分でそうなるように操作していた・・・という事実も分かったのです。両親から冷たく育てられたという感覚が大人になってからも潜在意識に残っていたため、幸せな状態にいても居心地が悪くなってしまう。 そうなったとき、自分で自分を傷つけるような状況に、自分を追いやってしまうのです。分かりやすいところで言えば、別れたくもないのに彼の愛を確かめたいがために、「別れる!」と言い出して相手の反応を見る・・・とか。これらの事実に気づかせてくれたのが、オーストラリアのセラピストでした。

本物の自分の心が分かってからは、私は急速に良くなっていきました。愛は受け取るだけでなく、与えるもの。そうやって愛を受けたり与えたりすることが、「愛を育む」ということなのだなぁ・・・と、気づくことができました。
そのことをきっかけに、私は両親を許すことができました。両親もおそらく、愛に飢えたもの同士だったのだと思います。「両親さえも自分の両親(私の祖父母たち)に愛されて育った実感がないわけだから、当然子どもにだって満足な愛情なんて与えられないはずだよなぁ・・・。 だけどそんな中でも両親なりの愛を、私たちきょうだいに与えてくれていたんだろうなぁ・・・」と。
そして、そうやって両親を許すことができたことで、私の人間性は大きく変わっていったのです(自分で言うのもなんですが・・・(笑))。


私は自分を愛することができるようになりました。自分や他人の悪い部分しか見ることができなかった自分が、実は人間の短所は長所と紙一重であるということに気がつきました。「私は自分の短所も他人の短所も受け入れて、更に他人の長所に気がつける人間になろう」と思えるようになりました。そうやって自分を愛すことを知ると、他人を愛すことができるようになりました。
そして・・・。「愛は見返りを求めるものではない。損得を気にせず愛すことなんだなぁ」、そう思うことができたとき、執着関係にあった当時の彼と、徐々にですが離れていくことができました。

そこで新たに出会ったのが今回の彼。
「自分が変わると自分の目の前に現れる相手まで、全く違った人間に変わるんだなぁ」と思えるくらい、彼は今までの相手と
は違う人でした。彼はとても純粋な人。汚れを知らずウソをつくこともできない、ちょっと不器用だけれども、その分清い心を持った人です。当然、今までの相手のような、強引で自己中心的な人ではありませんでした。私はそんな彼を、損得などまるで考えず愛しました。彼も私にたくさん愛を返してくれました。ところが・・・。

 
あるとき、彼からされてしまったちょっとした理不尽なことに対して私が発した言葉で、その純粋な心を持った彼を傷つけて
しまいました。 「しばらく一人になりたい」、彼はそう言って私から離れて行きました。その頃は私いつも、自分自身を責め続けていましたが、ある日ふと、「私、このままでいいのかな・・・。このまま自分を嫌いになっていいのかな・・・。自分を愛することができた自分を、愛せなくなってしまっていいのかな・・・」と考えるようになりました。

私がM&Iさんに訪れたきっかけは、その自分自身の気づきに出会ったからでした。もう二度と、自分を嫌いになりたくなかったのです。
まずM&Iさんには、「怒りが爆発したときに、感情のコントロールがききません」と、メールで相談しました。
すぐに、「ご自分を見つめ直す作業はとても大切なこと。最後までサポートさせていただきたいと思っています」という返事をくださり、私は1回目のカウンセリングを受けることになりました。


+++++++++++++++++++++

M&I カウンセリングルームさんのところに通ったのは、初日のカウンセリングも含めて、計6回。
今から、その6回分の体験記録を書こうと思います。


1回目(1時間30分)


初日は1時間半、カウンセリングを受けました。
私はオーストラリアのセラピーの経験があるので、カウンセリングを受けることに対して全く抵抗も緊張もありませんでした。
それを証拠に、初日なのに和根崎さんの前で大泣きしてしまいました。
当時、彼から「しばらく離れたい」と言われ、距離を置き始めたばかりでしたので、

相当心が不安定だったのも原因だったのだと思います。
また、「カウンセラーさんだけは、絶対に私を裏切らない」という確信もあったからだと思います。

1時間半のカウンセリングの中で、これまでの彼との経緯や、なぜ距離を置くことになったのかまでをお話しました。
そして、私の現在の気持ちもお伝えしました。
私がなぜ彼に怒りを爆発させてしまったのか・どんな形の爆発だったのかをお話しすると、

「あら、そういうことを彼氏にされたら、誰でも怒って当然よ。それに、あなたが彼に言ってしまったことのような、それくらいの怒り、みんな誰でも持っているはずじゃないかしら。『感情のコントロールがきかない』というくらいだから、私はてっきり物を投げたりして、暴れたりするのかと思ったわ。」と和根崎さんはおっしゃいました。
(それでは、私が感じた不快な感情や言動は、何も特別なことではないんだな・・・)と、そう思えた瞬間でした。
(自分が感じた感情を否定しては、自分がかわいそうだ。あのときに『許せない』と感じた気持ちは事実。

その事実を悔やむのではなくて、受け入れてあげよう)、そう思いました。

ひょんな会話の中で、和根崎さんは、「あなた、怒るのが、怖いの?」と、聞いてきました。
ものすごく、ハッとさせられる質問でした。
(そうだ。私、好きな人に怒ること、とっても怖いと心のどこかで思っていた。ケンカ=別れ。そんな図式が頭の中にあるんだ)と感じました。
そして、2人でいろいろなことをお話した結果「なりたい自分になる」ということを目標に、M&Iさんに通うこととなりました。


2回目(1回目/5回セット・1時間30分)

この日を迎える前、自分なりに色々考えました。
彼とは距離は置いてもメールのやり取りだけは1日1回程度はしていたのですが、
彼のメールにはどこか迷いが感じられたし、何よりも、メールを待っているだけの自分の精神状態がきつかったのです。
ですので、私から「しばらくは、メールをするのも止めましょう」と彼にお願いしました。
そして、「うまくいっていたときも、今現在も、自分はやるべきことはやった。今の私にはこれ以上何もできない。
だからどんな結果になろうとも、彼が出した答えに全てゆだねよう」と決意しました。
「そう決心した以上は、本腰を入れて自分と向き合おう」と、心に誓いました。

とは言ったものの、まだまだ心が揺れている感じ。そんな「スッキリ・あっさり」とは、なかなかいかないものです。
そんな不安定な時期だったからこそ、和根崎さんに付いてもらい、2人で方向性を見出していく作業は、心の安定剤になりました。

この日は、リラクゼーションのワークを行いました。和根崎さんの誘導で、催眠の世界に入りました。

まだ初めてでしたので、呼吸法がうまくきません。昔、セラピストに「呼吸が浅い」と言われたことがあるのですが、このときも、吐くよりも吸う方が苦しかったのを覚えています。
「毎日寝る前に、10分間呼吸法を練習してみてくださいね」と和根崎さんに言われ、毎晩練習しました。
ここ最近、なかなか寝付けないことが多かったのですが、呼吸法のおかげでわりと早く眠れるようになりました。



3回目(2回目/5回セット・1時間30分)

この日は、インナーチャイルドワークをしました。
私が始めて体験した『インナーチャイルド』の体験をここに残します。
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和根崎さんの誘導で催眠状態になり、和根崎さんのゆっくりしたカウントに合わせ、目の前の階段を1段1段、

ゆっくり降りて行く。「ゼロ」の声で自分が降り立った場所は、木がうっそうと生い茂る、森の中だった。
道は「道として」ハッキリあり、オレンジ色をしている。
「森のくまさん」という童謡をご存知だと思いますが、私が降り立った森はまさにその、「森のくまさん」の世界。
原色系が濃い世界だった(そういえば、「森のくまさん」は、子供の頃私が大好きな童謡だった)。

誘導に合わせ、子供の頃の自分を探す。
しばらく道を歩いて行くと、突然目の前に幼稚園の制服を着た女の子が立っていた。
その子はこちらを向いて立っているわけではなく、道に水平に立っていた(うまく伝えられないが、私が歩く方向に垂直に立っている感じ)。

「いました」 私は和根崎さんに伝えた。
「彼女がいた!」と思った瞬間、彼女を「かわいそう」と思う感情が溢れ、涙がたくさん出た。

「何か話しかけてあげてください」と誘導され、私はその彼女の目線に合うように、しゃがんであいさつをした。
「Sちゃん、始めまして。お姉ちゃんは、Sちゃんが大人になったSちゃんなんだよ」
「え〜っ」彼女は、はにかんでいた。
そして、泣きながら話しかけてくる私の姿が不思議なようで、きょとんとしていた。
「お姉ちゃん、何で泣いているの?」
「うん・・・。Sちゃんを見たら、なんだかお姉ちゃんの小さかったときのことを思い出して、泣いちゃったの。

ねぇ、お姉ちゃん、Sちゃんのことをぎゅ〜ってしてもいいかな?」
大人の涙を不思議に思っていたようだったが、「うん、いいよ」と言ってくれ、私は彼女を強く強く抱きしめた。

手をつないで歩きながら彼女と会話を続けていると、

「そろそろ彼女とお別れしなくてはなりません。あなたは彼女とお別れすることができますか?」
という和根崎さんの声が聞こえた。
「お姉ちゃん、もうそろそろ戻らなくちゃいけないんだ」と私が言うと、彼女はとたんに寂しそうな顔をした。
「どうでしょうか。お別れのあいさつはできそうですか?」と和根崎さんは言った。
「いや!できない!!」私は思い、首を振った。
「それでは、彼女に『また会いにくるよ』と約束してあげてください。何か物を渡してもいいですよ。

抱きしめたっていいですよ。」と言った (いえ、もう既に、たまらなくなって抱きしてめちゃってるんです・・・)。

「今日これからおうちに帰ったら、必ずSちゃんにまた会いに来るよ。それまでこれを持って待っていてね」と、

私は彼女にハンカチを手渡した。
彼女はハンカチを受け取り、「ホントに?また来てくれる?」と不安そうに聞いてきた。

「見捨てられ不安」。
そんな言葉が頭をかすめた。
そういえば子供の頃、大人に見捨てられることの不安があったり、人との別れを神経質なくらいに嫌うところがあったっけ・・・。

「大丈夫。絶対約束するよ。だからもう1度、Sちゃんをぎゅ〜ってしてもいいかな?」
彼女は笑顔を見せ、「うん!」と言ってくれた。

私は彼女を抱きしめ、「それじゃ、また来るからね」と声をかけ、ここに来るときに降りてきた階段に向かった。
階段に向かう途中、何度か振り返ったが、彼女は私のハンカチを両手でぎゅっと握り締め、少し不安そうな顔で私を見送っていた。
「後ろ髪ひかれる思い」、 まさにそれだった。

階段に戻り、和根崎さんの誘導で1段ずつ階段を昇る。
このときは降りたときも、誘導の声かけが早い。 あっという間に元の自分に戻った。
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催眠状態から元の自分に戻ると、なんだか少しスッキリした気分になりました。
そして初めてのインナーチャイルドワークなのに、子供の頃の自分に会うことができた。それは本当に嬉しかった。
しかしそれ以上に自然と溢れ出てきた自分の涙が、不思議で不思議でたまりませんでした。

この日から毎日、自宅で寝る前は必ず彼女に会いに行きました。毎回毎回泣いてしまい、彼女は最初は少し戸惑っていたようで
すが、徐々に私の涙に慣れてくれました。私が心がけていたのは、彼女と話すときは必ず彼女を膝の上に乗せ、対面で抱きしめるように話す・・・ということでした。

彼女とは特に何をするでもなく、ただ2人で色んなことを話しました。
幼稚園のこと、家族のこと、商店街のこと、公園のこと、彼女が大好きだという遊園地のこと・・・。
彼女が大好きだという後楽園遊園地にも、一緒に遊びに行きました。

インナーチャイルドワークをすると、不思議と心が穏やかになります。
色んなことを考え過ぎてなかなか寝付けなかった状態でいたのが、呼吸法で徐々に解消され、更にインナーチャイルドワークをすることでいつの間に眠ってしまっており、気がつくと目覚まし時計の音で目覚め、もう既に朝だった・・・というようになる日が増えていきました。そうなると、決まって目覚めも良いのです。「熟睡した!」という感じです。


4回目(3回目/5回セット・1時間30分)

今日のカウンセリング前までの和根崎さんにメールでやり取りした中に、「私、好きな人には尽くしすぎたり、いやなことをいやと言えなかったり、平静さを装ったりする癖があるんです」という内容を送ったことがありました。
この日、受付でソファに座っていると、「尽くしすぎるあなたへ」という、M&IさんのHPで掲載されているコラムを印刷された紙が、テーブルの上に置いてありました。それを読み出したら涙がたくさん出てきました。


自分へのメッセージのように感じました。

「彼とはしばらく連絡を取らず、色々一人で考えてもらいたい」そう決意し、それを彼に伝えたくせに、いざ完全にその状態になってしまうと不安で不安でたまらない。
この時期、心の不安定さ絶好調!という感じで、職場でもそれが出てきてしまっているようでした。
こうなると、人間関係もうまくいかない。全く明るく笑えなくて、ちょっとした相手の言動に過敏になり、勝手に被害者意識が高くなってしまったりする。

彼とうまくいっていた頃、私がやれるべきことはやり尽くした。それでもうまくいかないとすれば、私は恋愛が向いていないのではないか・・・そんなことを考えました。そして今回のカウンセリングで、「男性不信になるかもしれないです」なんていうことも話したような気がします。この間、泣きっぱなしでした。

この日はリラクゼーションワーク、イメージワーク、インナーチャイルドワーク、NLPワークと、てんこ盛りでした。
特に、イメージワークとNLPでは、終えた瞬間泣いていたました。

和根崎さんからの「Nさんにとって、幸せって何かしら?」という問いかけに、「ほわ〜んとした感じ」とお答えしました。
ふたりで「幸せ」についていろいろ話していくうちに、「何か打ち込めるものを見つけていきましょうか」・・・ということになりました。
「そうだ、ゴスペルと、絵と、ピアノは、ずっと前から習いたいと思っていたんだ・・・」と思い出し、この中で1番習いたかったゴスペルを、ひとまず習うこととしました。私は「思ったが吉日」と思うタイプで、「こう!」と決めたら全く迷わない人間なので、
すぐにゴスペルスクールの見学に行き、体験をし、その場で申し込んできました。

心を無にして大好きなことに打ち込めることの喜び!また、大きな声を出すことの喜び!
ゴスペルスクールの見学では、そんな喜びを感じさせてくれました。
そして、「そういえばカウンセリング以外で久しぶりに、『スカッと爽快!』な気分を味わったな〜」と実感しました。
和根崎さんはメールで、「発声が少し気になっていました。本来のご自分の声でない気がしたからです。お腹からではなく、胸から声を出しているような・・・。ですので、ゴスペルを習うという選択は、今のご自分にとてもぴったりではないかと思います」と言ってくださいました。



5回目(4回目/5回セット・1時間30分)

M&Iさんに行くまでの数日間、私は相変わらず自宅でインナーチャイルドワークを続けていました。
この頃、少し行き詰まりを感じていました。
子供の頃の私は、何を話しかけても「うん、いいよ。」と言うだけで、自発的に何かを発言してはくれないのです。
「そういえば私、人の意見に合わせようとする子だったな・・・」と、小さかった頃の自分を思い出しました。

彼女の口癖はいつも、「いい子になりたい」でした。そのことで和根崎さんに相談のメールを送りました。
どんな内容の相談を具体的に送ったかというと・・・。

数日前、いつものように自宅でインナーチャイルドワークをして彼女に会いに行ったとき、その時も彼女と「いい子」の話題が出ました。
今でも強烈に印象に残っているのは、彼女が「いい子にしないと、お父さんとお母さんが怒って怖いんだもん!」と言って、大泣きしてしまったことでした。
その時は、「それじゃあお姉ちゃんが、Sちゃんのお父さんとお母さんに会って、『Sちゃんはこんなにいい子ではあるけれど、まだ子どもだから時々悪い子になってしまうときもあります。そんなとき、悪いことは悪いで怒っても、あとで必ず『Sちゃんは、いい子だね』って、ぎゅ〜ってしてあげてください』って、言ってあげる」と彼女に伝えました。
大粒の涙を流していた彼女の目は急に輝き、「うん!」と笑顔になってくれたのでした。

このことを和根崎さんにメールで相談しました。
すると、「第三者(例えば私の父と母)を入れず、二人だけで解決するようにしてみてはどうでしょうか。
どんな大人になりたいか、彼女に問いかけてみてはどうでしょうか。
彼女が何も答えないときには、あなたがアドバイスをあげて構いません。
そうやって、今、『一人で人生を切り開いていくことのできる大人のあなた』が、まだ小さくて『親の元でしか生ていくことができない彼女』に勇気を与えるのです。
彼女を抱きしめ、癒してあげてください。」と、アドバイスをしてくださいました。

このアドバイスどおりにインナーチャイルドワークを行ったときの、印象深い私と彼女の会話をここに書きます。
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「Sちゃんは、どんな大人になりたい?」
「え〜っとねぇ・・・。歌手!」
彼女は「どんな大人」を、「大人になったら何になりたいか」と勘違いして答えたようだった。
思わず苦笑してしまった。その純粋さがかわいいなぁ。
そういえば私も小さかった頃、歌と絵が大好きな女の子だった。
「Sは歌が上手だから、歌手になればいい」と、よく周りの大人に言われたっけ。
そして私自信も周りの大人に、「Sちゃん、大きくなったら歌手になる!」と話していたっけ。

「あのね、『どんな大人』というのはね、そうだなぁ・・・。
『優しい大人』とか、『怖い大人』とか、そういうのだよ。Sちゃんはどんな大人になりたい?」
彼女はしばらく考えて、「いい大人になりたい」と答えた。
いい大人・・・。
どんな意味だろう。

彼女は続けて言った。
「お父さんとお母さんに、いつも『いい子になりなさい』って言われるから。
悪い子になると、お父さんとお母さんが怒るから」
私は、「この前はね、お姉ちゃんが『Sちゃんのお父さんとお母さんに言ってあげる』ってSちゃんに言ったけど、お姉ちゃんの病院の先生に、『あなたがSちゃんを助けてあげてください』って言われちゃったの。だから、お姉ちゃんはSちゃんのお父さんとお母さんにお話しすることはできないけど、だけど二人で色々考えてみようよ」と彼女に言った。
彼女は少し残念そうにしていたが、「分かった〜」と言ってくれた。

「お姉ちゃんもね、大人になってからもずっと、『いい子になりたい』って思って頑張ってきたの。だけどね、それでも大好きな人に『さよなら』って言われちゃうの。」
私のその話を聞いた彼女は、少し考えて「じゃあ、悪い大人になればいい」と言った。
私は、「でも、悪い子になると、お父さんとお母さんに怒られちゃうんでしょ?」と言うと、

彼女はまたしばらく考えて、「う〜ん・・・。じゃ、悪い大人といい大人になればいい」と言った。
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この会話を経て、ものすごく実感したことがありました。
それは、「そういえば私は、好きな人に対していやな感情があったときも、平然を装っていなかったっけ?」ということでした。

子供の頃の私は、常に「いい子」でいることを頑張り続けました。
相手の意見に合わせようとするだけで、自分の意思を伝えようとはしなかった。
それが今の大人になった私の姿そのものなのです。
ゴールが見えそうになった瞬間でした。

ところで、このときの現実の世界の話。
私はまだ会社に仮採用されたばかりの身でした。
ところがこの頃、仕事中でもプライベートを引きずっており、仕事も人間関係も全くうまくいっていませんでした。
そんな折、会社側は「本採用するかどうか、もうしばらく検討したい」と伝えてきました。
それは大きなショックでした。

しかし、同時に、急にハッと我に返った瞬間でもありました。

「私この数週間、何をやっていたんだろう!このままじゃダメだ!」そう思い、仕事に打ち込みました。
彼とのことで悩みっぱなしだった私が、うまく頭のスイッチを切り替えることができた瞬間でもありました。
スイッチが切り替わると、仕事以外の日常でも、今までどおり過ごしていけるようになりました。

カウンセリングの内容に入るのに、ちょっと話がそれてしまいました。
これから、カウンセリングの様子を書こうと思います。

この日もワークに入る前、カウンセリングを受けました。
その中で、前述で述べたようなインナーチャイルドの体験と、そこから私が感じたことをお伝えしました。
「いやな感情があっても平然さを装ってしまうから、相手は私のことを『穏やかな人』と思うのでしょうね。

だけど私も人間ですから、どうしても我慢できないことだってあります。
その感情をぶつけてしまった瞬間、相手は『こんな人だったなんて!』と思い、私に失望するのだと思います」と。


「いい子」でいることに頑張り続けたため、「本当の私」を見抜くことができなかった相手にも、ひょっとしたら責任があるのかもしれません。
けれど一番の大きな原因は、その「本当の私」を見せることができなかった自分自身。
「いい子」でさえいれば親が怒らなかったように、「いい子」でさえいれば愛している人は私の元を離れて行かない。そんな考え方をしていたようです。
オーストラリアのセラピーでは、色んな発見や新しい自分に気づいた。
「M&Iさんは、その発見と新しい自分を定着させる場なんだな。
オーストラリアのセラピーから始まった『新しい自分を作る旅』は、もう最終段階にきているんだな」と思いました。


この日のワークは、子供の頃の私に会いに行ったあと、続けて「なりたい自分」にも会いに行くということ。
ただし、今回の目的は両方ともハッキリしています。
子どもの頃の私に、勇気を与えること。
そして、「なりたい自分」から勇気をもらうこと。
ここに、そのときの体験を載せたいと思います。

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Sちゃんとの会話

私はいつものように膝に彼女を抱いて、話し始めた。
「あのね、お姉ちゃんはなりたい自分になるよ。
いやなことはいやとハッキリ言うし、いいことはいいとハッキリ言うよ。
Sちゃんも絶対にお姉ちゃんみたいになれるよ。
だから怖がらず、思ったことをそのまま話していいんだよ。
お父さんやお母さんに怒られても、『ごめんなさい』はちゃんと言おうね。
だけど、『Sちゃんはこう思うんだ』っていうことも、ちゃんと伝えようね。
絶対にできるよ。だって、Sちゃん自身はお姉ちゃん自身なんだから」

彼女は「うん、うん」と聞いていた。
私の話が終わると「お姉ちゃん、今日はいつもと違うね」とひと言いった。
「うん。今日のお姉ちゃんのここ(自分の心臓を指して)は、とっても元気なんだ。
それに先生(和根崎さん)があの階段の上から見守ってくれてるし、アドバイスもくれてるからね」
時間になってしまった。
「ごめんね、Sちゃん。お姉ちゃんはすぐ次のところに行かなくちゃならないの。

またすぐ会いに来るから、今日はここでバイバイね」 
彼女は
「うん、分かった。またね!」と言った。
私のことを「いつもと違う」と言っていたが、彼女もいつもと違うと私は感じた。
今日は私が元気な姿で彼女に会うことができて、そして彼女を勇気づけることができた。
自分自身が勇気に満ち溢れていた。
そんな私を見て、彼女自身も元気のパワーを受け取ったのかもしれない。
そんな、元気のパワーを受け取った彼女だから、私も彼女を「いつもと違う」と感じたのかもしれない。


なりたい自分との会話

扉を開けるとそこはブラックホールになっており、目の前に私と同じ背丈の彼女がいた。
目線も体格も全て私と同じだ。
彼女はキラキラ輝いていて、優しいオーラのようなものに包まれていた。
ニコニコ微笑んでいる。
私のことをもう何日間もず〜っと待っていてくれたようで、
扉を開け目が合った瞬間から、「待ってました!」とばかりに何やら色々話かけてくれた。
「はじめまして。私はあなたがなりたい自分だよ。年は一緒。住んでるとこも一緒。仕事も一緒・・・」等々。
どうやら彼女は、私と全く同じ時空にいるらしかった。
彼女のマシンガントークは続く。
「なんかさぁ、色々と大変だよねぇ。前回セラピーに通ったのに、『全然変わってないじゃん』って
自暴自棄になる気持ち、よく分かるけどさ。だけど、ホントに変わってないの?違うよね?
友達関係との自分・家族関係との自分・社会人としての自分。

この3つは、別人みたいに変わってるって思わない?」
たしかにそうだ。
それはオーストラリアでのセラピーが終了してから、私自身もそう感じていたこと。

彼女の話は続く。
「恋愛だってそうだよ。今までは『彼と自分のためにできること』っていう考え方、持ったこともなかったのに、今の彼でそれを100%実行してるじゃん?そして、完全燃焼してるじゃん?今までは、『どうしてあの時、こうしなかったんだろう?』 『どうしてあの時、ああ言わなかったんだろう?』って後悔ばかりしてたけどさ、今は『私はやるべきことは全てやり尽くした』って思えてるじゃん?これだけでもすごい進歩なんだよ。まぁね、恋愛の部分ってすごく根が深いから、変わろうと思ってもちょっとずつしかなかなか変わっていけないのが現状なんだよ。だけど、ずっと留まってるわけじゃなくてちょっとずつ進歩してるから、いいんじゃない?」

彼女が一気に口火を切ったので、話しかけるタイミングを逃しっぱなしだったのだが、彼女がひと呼吸ついた頃に聞いてみた 。
「今でも十分変わってるってあなたは言うけど、私が更にあなたに近づくためには、何が必要なのかなぁ?」
彼女はニコニコしながら言った。
「もうあなた自身も気がついているはずだよ」
そして続けてこう言った。
「とにかくさ、あなたが今思ってるとおり、自分の気持ちをちゃ〜んと相手に伝えること、これが大切。いやなことはいやとハッキリ言って、嬉しいことは今の10倍くらいオーバーな表現で相手に伝えること。いやなことをいやと伝えるだけではダメだと思うんだよね。HAPPYな気持ちも、オーバーに伝えてあげないとさ。いやなことをいやとしか言えないだけなら、ただのワガママ娘じゃん?HAPPYな気持ちも上手に伝えることができて、初めてバランスの取れた感情の持ち主になるんだよ」

時間がきてしまったので、私は彼女にお願いした。
「あなたのその湧き出てくるパワーを私ももらいたいんだけど、抱き合っていいかな?」   
「もちろん!」彼女はそう答えた。
私と彼女は抱き合った。
「私のパワーをあなたにあげるよ。こうすれば必ず力になるはず」
彼女はそう言って、私と同化していった。
私自身がキラキラ輝き、オーラに包まれた。


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ワークで子供の頃の自分と「なりたい自分」の両方に会いに行き、現実の世界に戻ってから私が和根崎さんに言った言葉。
「私、5回セットの最終回のカウンセリングで、もう大丈夫かもしれません」
ゴールは目の前。
しかも、それを和根崎さんに言われるのではなく、自分で感じた瞬間でした。
上記の体験は、「ご自分で書き留めてみてください」という和根崎さんのアドバイスどおり、
自分でPCで書き留め、和根崎さんにメールで送ったものです。

この体験をしてから、足のつま先から勇気が沸いて出てくるような、そんな不思議な感覚がありました。
もう1ヶ月近く経つのに、未だにその感覚は衰えません。

この日を境に、私は自宅で「なりたい自分」に毎晩会いに行きました。
彼女はいつもキラキラしていて、自信に満ち溢れていました。
「あなたの心はお見通し」という感じで、その日に起こったちょっとしたイヤなことも、
彼女自身が「大変だったね。だけどさ・・・」と切り出し、励ましてくれました。

時には、子供の頃の私と3人で会うこともありました。
子供の頃の私は、双子以上にそっくりな私たちを見て、
「どっちがSお姉ちゃん?なんて呼べばいいの?」と、不思議そうな顔をしていました(笑)。



卒業 6回目(5回目/5回セット・1時間30分)

この日は黒田さんが来てくださいました。
カウンセリングをしたあと、タイムラインというワークをしました。

「過去の自分」・「現在の自分」・「未来の自分」。
そしてそれを、「客観的に見ている自分」。
この4パターンを自分が実際体験し、更に「未来の自分」を吸収させる・・・といったワークでした。
「客観的に見ている自分」がどう感じたのかなど、その時の様子を書きたいと思います。
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<過去の自分>
ジメジメしている。
悲観的。
卑屈。
グレーがかっている。
「過去の自分になってみてください」と誘導されたが、なることはできなかった。

<現在の自分>
自分そのもの。
「今の自分になってみてください」と誘導されたが、特に何か感じることはできなかった。
やはり、今の自分が「現在の自分そのもの」であるからか。

<未来の自分>
草原に立って、白いノースリーブのワンピースを着ている。凛としていて、まっすぐ前を見つめている。
心地よい風にうたれ、かすかに微笑んでいる。
自信に満ち溢れている。
風景も彼女もカラー。
「未来の自分になってみてください」と誘導され、体感。
気分がいい。
力がみなぎってくる。

更に・・・。
「未来の自分が、更になりたい自分となっている姿」を体感する。
彼女の背中には、天使のような羽が生えた。
飛び立つと、つま先から何かキラキラしたオーラのようなものを振りまいて飛んでいる。
表情は天使のよう。
彼女のその「キラキラ」を受けた草花たちは、急にまっすぐになり、生き生きとした。
彼女が通り過ぎたあとの草原は、明るい光に照らされていく。

自分では意識していなかったが、あとで黒田さんに「楽しそうな表情をしていましたよ」と言われた。
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この日で私はM&Iさんを卒業しました。
卒業・・・となると、ちょっと寂しかったですが、もう通わなくて大丈夫ということは、私自身が成長したという証。
快くこの卒業を受け入れました。



体験記録を書いて・・・

卒業後しばらくして、彼と会うことになりました。
「彼と会うことになりました」と和根崎さんにメールをした際には、「なりたい自分を試す、いいチャンスです。どうぞ楽しんできてくださいね」と返事をいただきました。
「『なりたい自分だったらこう言うだろう』と思うことを、彼との会話の中で話していこう」と考えました。

ところが実際は、「なりたい自分だったら・・・」と考えて発言するようなことは、一度もありませんでした。
もはや、私の口から出てくる言葉や、私が感じる感情は、「なりたい自分そのもの」だったのです!
これにはとても驚きました。

彼とは、最終的にお別れすることになりました。
彼自身は、私と別れることはまだしたくなかったようですが・・・。
彼ととことんお話をし、その結果「私自身がいることで、彼を苦しめてしまうな・・・」ということが分かりましたし。
何よりも彼をそんな思いにさせたくなかったですし、彼を苦しめることが自分の苦しみとなると思いましたから。
ですので、お別れするという形を選びました。

昔の私なら、「イヤ!別れたくない!」なんて言って、しがみついていただろうな。
愛着が執着になる前に、その愛着を手放す。
そんな自分になれたのも、オーストラリアのセラピストや和根崎さんと共に、作り上げてきた自分がいるからなんだなと思いました。

別れのときってとっても辛い気持ちになるのが普通なのですが、寂しさの反面、勇気に満ち溢れた自分もいるのです。
お別れした次の日は、仕事をしていてもいつの間にか涙が出ていたり、お昼ご飯を食べていてもいつのまにか涙が出ていたりしました。だけどその悲しさと同じくらい、心に何かあたたかいモノが残るのです。 とても不思議な感覚です。
それは、彼と自分のために一番ベストな方法を今まで考えながら付き合ってきた自分や、なりたい自分となって彼とお別れできた自分などの、そういった様々な達成感からきたのかもしれません。

受け取るばかりが愛ではないこと。
見返りを求めずに愛を与えられることが、本当の愛だということ。
寄りかかるばかりでなく、寄りかかってもらうことも愛だということ。
慈しむということ。


それを実際行動に移すことができ、吸収することができたのは、今回の相手が紛れもなく彼だったからだと思っています。
また、彼とのことで傷ついたり悩んだりしても、支えてくれる友達がいつでもいる。
皆、どんなときでも私を見守り、支えてくれている・・・。
友達の大切さを改めて感じさせてくれた彼に、更に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして・・・。
彼とのことがなければM&Iさんで勉強できることもなかったし、なりたい自分になることもできなかった。
辛い時期もあったけど、その中を乗り越えたあとに得る学びはとても大きいです。

彼と出会えたから、彼との大変な時期があったから、だからこうして私は輝いていられる。
だから更に、彼に感謝なのです。

そして、一緒に最後まで付き添ってくださった、和根崎さん、黒田さん、ありがとうございました。



結局、会社も本採用はなくなりました。彼と別れ、会社もクビ・・・。
もしかしたら世間では私のことを、「ツイてない女」とか、「不幸な女」と呼ぶのかもしれません(笑)。
たしかにそうなのかもしれませんが、実際の私はいたって元気!
だって、なりたい自分を手に入れたんですもの!
そしてきっとこの、「ツイてない」と言われるような状況を乗り越えた先に幸せがあるんだな〜、って思っています。
こんな考え方ができるようになったのも、なりたい自分になった証拠なのです。
(彼女はこの後すぐ、別の会社で採用が決まりました)


そして、自分の中に「気づき」を見つけているということ、「このままでいいのかしら・・・」、そう思えるということは、とても大切なことなのです。
「気づき」を見つけることのできる人は、「自分を変える力」を持っている人なのです。

私の書いたこの体験記録が、読んでくださっている皆さんの勇気に変わることを祈っています。
あとは、怖がらずにカウンセリングの門をくぐればよいのです。
カウンセリングを卒業したときに湧き上がってくる、変化した自分を感じる喜びが、
今からとても楽しみではありませんか?
途中、辛いことや苦しいことが、もしかしたらたくさんあるかもしれません。
だけど大丈夫。最後まで伴走してくれるカウンセラーさんがいるのです。
それまでの辛さや苦しさは、幸せとなって、あなたに舞い戻ってくるのです。



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